(なんか、絵がぼやぼや、やっぱり写真じゃね、
ひいちゃんと 二人に なった とき ぼくは 聞いてみた。
「ひいちゃん、大事な カエルなの? ひいちゃんの カエル?」
「そう。わたしは 小さい 頃 身体が 弱くてね、
外で遊ばせて もらえなかったの。
だから、家で 本を 読んだり、ままごとを したり、
そういう 時の 友達は ケロちゃん だけだったの。
身体が 丈夫になり、外で 遊べるように なると、
友達も できて、楽しくて 楽しくて、
ケロちゃんの ことを、すっかり 忘れてしまったの。
しばらくして、ケロちゃんが 行方不明に なってしまったのに
気が付いて、すごーく 探したんだけど、
どうしても 見つからなかった・・・。
それから ずっと、ケロちゃんの ことが、忘れられなかったのよ」
と しみじみ 話して くれた。
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