解消!

日本語で副詞的に解釈される英語文

on 03/30/2014

この英語文をみてください。

① AI Qaeda’s destruction of the WTC shocked the world.

この英語文は「アルカイーダが世界貿易センタービルを破壊したので世界中の人が驚いた」というように、主語のところを副詞的に訳し(日本語訳では、AI Qaeda’s destruction of theWTCが「アルカイーダが世界貿易センタービルを破壊したので」と副詞的に訳されていることに注意)、さらに、文全体を自動詞的に訳すと日本語として自然になる(shocked the worldが「驚いた」といったように自動詞的に訳されていることに注意)。

日本語で副詞的に解釈されるところには、その背後に文が隠されているわけですが、上の英語文では、その文がシースルーの形になっています。

つまり、透けて見える形になっています。というのも、主語はもともと次のような文であったからです。

② AI Qaeda destroyed the WTC.

これらのことからお分かりの通り、英語文を正しく解釈するには、まず、主語(つまりAI Qaeda’s destruction of the WTC)が②の英語文を圧縮したものであることを知る必要があるのです。

上では、文を名詞に圧縮したものが主語の位置にきているが、目的語の位置にくることだってもちろんあります。


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